その結果、子宮が下垂し、骨盤を圧迫したり、尿意などを我慢するための骨盤底筋などが効きにくくなり、尿漏れだったり、骨盤のずれが起こってきたりします。
ですので、早くから左の図のように、下げない、ゆがめない、鍛える!というのが重要になってきます。
そのほかにも、腹筋の離開や、骨盤の開きが起こり、それが原因で、切迫早産などのきけんがでることもしっかり骨盤を占めること、普段気にするべき姿勢、するべき運動、控える運動などの指導を受けるべきです。
また妊娠中は、子宮が大きくなることによりおなかが張り、骨盤が前景してしまいます。重心のバランスをとるために、身体は、猫背の状態にもなります。


妊娠中の方に多く見られるのは、骨盤が開いたような感覚があります。それは、左の図のような、骨盤の前傾、股関節の内旋からくる、下半身が大きく感じることからくるものです。
出産直前になると、実際骨盤の下部(恥骨)は7㎜ほどひらいたりしますが「パカッ」とまでは開きません。
ご自身の骨盤を評価するにあたり、ASISと大転子に手を当てて傾きや開きを確認することも一つの手になります。
ただ、素人目には確認しずらいのでまっすぐか、中指が内側に入っているのであれば正常な範囲だと考えられます。
親指より中指が外に来るようになっている場合骨盤が開いていると考えてもよいでしょう。

だいたい、3~5回ほどの治療で、症状は落ち着いてくる場合が多いので当院では5回の回数券を販売しております。
治療を終えた方は、腰が軽くなったり、ひざが楽になったり、お尻が閉まった感じがするといわれます。