こんにちは。一心整骨院です。

サッカーやラグビー、陸上競技など、走る・蹴る動作が多いスポーツを全力で楽しんでいる方の中に、こんな悩みを抱えている人はいませんか?

  • 「蹴り出しの瞬間に、足の付け根にズキッと痛みが走る」
  • 「休めば良くなると思って1ヶ月休んだのに、練習を再開したらまた痛くなった」
  • 「どこに行っても『安静にしてください』と言われるだけで、一向に良くならない」

その痛み、もしかすると「グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)」かもしれません。

この症状は、一度沼にはまると「復帰しては再発」を繰り返す非常に厄介なものです。しかし、正しい原因を知り、体のアプローチを変えれば、必ずまた全力でプレーできるようになります。

今回は、当院が考えるグロインペイン症候群の正体と、その根本的な改善策について詳しくお伝えします。


1. グロインペイン症候群とは何か?

「グロイン(Groin)」とは「鼠径部(足の付け根)」のこと。

グロインペイン症候群は、特定の筋肉が切れたり骨が折れたりしているわけではないのに、足の付け根周辺(鼠径部、下腹部、内もも、坐骨付近)に慢性的な痛みが出る状態を指します。

特にサッカー選手に多く、過去には多くの一流選手がこの怪我で長期離脱を余儀なくされました。

なぜ「症候群」と呼ばれるのか?

それは、痛みの原因が一つではないからです。

  • 内転筋の炎症
  • 腹直筋の痛み
  • 鼠径管(神経や血管の通り道)のトラブル

これらが複雑に絡み合っているため、ただ「痛いところに電気を当てる」「マッサージをする」だけでは解決しないのが、この疾患の難しいところです。


2. なぜ「休んでも治らない」のか?

多くの選手が「痛いから休む → 痛みが引く → 練習再開 → また痛む」という無限ループに陥ります。

なぜでしょうか?

それは、「痛みが出た結果」だけを見て、「痛みが出た原因」を解決していないからです。

グロインペイン症候群の本質的な原因は、患部そのものではなく、「体幹(お腹周り)と股関節の連動性の低下」にあります。

機能不全の連鎖

例えば、長時間の練習や疲労で姿勢が崩れ、骨盤が正しい位置にないとします。すると、本来なら体幹の筋肉で支えるべき「蹴る力」や「走る衝撃」を、すべて足の付け根の小さな筋肉だけで受け止めなければならなくなります。

いわば、「10人でやるべき仕事を、1人に押し付けている状態」です。

その「1人(鼠径部)」が過労で悲鳴を上げているのに、休ませてまた同じブラックな職場(崩れた体の使い方)に戻せば、再発するのは当然ですよね。


3. 「3つの根本原因」

当院では、グロインペインを解消するために、以下の3つのポイントを徹底的にチェックします。

① 股関節の「可動域」と「つまり」

股関節がスムーズに動かないと、そのしわ寄せが周囲の筋肉(内転筋など)に集中します。特に「後ろに足を引く動作」や「内側にひねる動作」に制限がある場合、鼠径部にかかるストレスは激増します。

② 体幹(インナーユニット)の機能低下

お腹の深い筋肉(腹横筋や多裂筋など)が働いていないと、骨盤が不安定になります。グラグラの土台の上で足を振り回せば、付け根が痛むのは物理的な必然です。

③ クロス・コンティニュイティ(交差性連動)の乱れ

人間の体は、右肩と左股関節というように、斜めのラインで連動して動いています。この「クロスライン」の動きが硬くなると、スムーズな力の伝達ができなくなり、鼠径部に過剰な負荷がかかります。


4. 当院での施術アプローチ

一心整骨院では、単なるマッサージに留まらない、スポーツ復帰を見据えたプログラムを提供しています。

ステップ内容目的
1. 徹底分析歩行、フォーム、柔軟性のチェック痛みの「真犯人」を特定する
2. 筋膜・関節調整筋膜リリースと骨盤矯正固まった組織を解放し、動きの軸を作る
3. 再教育(運動療法)インナーマッスルの活性化正しい体の使い方を脳と体に覚え込ませる
4. 競技復帰サポート実際の競技動作に近い指導実戦で再発しない体へ仕上げる

5. 今日からできる!セルフケアのヒント

本格的な改善には専門的な施術が必要ですが、まずは自分で意識できるポイントを紹介します。

  1. 「呼吸」を見直す深くゆっくりとした腹式呼吸を意識してみてください。これだけでインナーマッスルが刺激され、骨盤の安定感が増すことがあります。
  2. 無理なストレッチを控える痛みが強い時期に、痛い部分(内ももなど)を無理やり伸ばすのは逆効果です。炎症を悪化させる可能性があるため、「痛気持ちいい」すら超えない範囲に留めましょう。
  3. 姿勢を意識する座っているときに「猫背」になっていませんか? 猫背は股関節を圧迫し、グロインペインのリスクを高めます。

6. 最後に

グロインペイン症候群は、別名「アスリートの職業病」とも言われます。それだけ真剣にスポーツに向き合ってきた証拠でもあります。

「もう一生全力で走れないのではないか…」

そんな不安を感じているなら、一度一心整骨院に相談に来てください。

体は、適切な刺激と正しい使い方さえ伝えれば、何歳からでも、どんな状態からでも変わることができます。私たちは、あなたの「また全力でプレーしたい」という想いを、全力でサポートします。

一人で悩まず、一緒に解決への一歩を踏み出しましょう!


一心整骨院
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082-228-8001